最近、大会に出て思うのが、おのれの言葉をカードに乗せてプレイする、いわゆる煽り系プレイヤーの多さである。

昔のマジックでは、淡々とカードをプレイし、意思疎通は静かな動作で行ってたような記憶がある。マジックは勝負事なのだから、勝ったにしろ負けたにしろ、自分や相手のことをとやかく言うことはあまりにも無駄なことであり、ましてやゲーム中にゲーム以外のことに余力を使うなど、もっての他といった風潮があった。

しかし、冒頭で触れた煽り系プレイヤー、は煽りの持つ心理的な効果に注目し、これをうまく使うことにより、対戦相手よりも精神面で上に立つ戦略を編み出した。これがいわゆる近代マジックの幕開けであることは、一般に広く知られている。

だが、その一方で、中途半端な煽りを用いるプレイヤー、あるいは煽りに振り回されるプレイヤーが多く存在するのも、否定しがたい事実である。これにより、実際は少数であるはずのプレイヤーのために、競技者全体のレベルの低下が叫ばれるなど、多くの問題が起こっている。

次回は煽りについて、例を挙げて考察していこうと思う。

コメント

AKKA
AKKA
2008年6月15日0:40

ファンです。続編期待しています。

まはも茶
まはも茶
2008年6月15日8:01

大ファンです。続編期待してます。

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